RoboCupJunior2013関東ブロック大会の結果

関東ブロック2013

2013年3月31日(日)にロボカップジュニア関東ブロック大会が開催されました。当教室からは、ダンスチャレンジ競技に「チーム居合が」出場しました。

結果は、特別賞として「構造・構成」部門賞をいただきました。この特別賞は、優勝・準優勝・3位をのぞいたチームから各カテゴリーの中で、特に優秀と認められたチームに与えられる賞です。「構造・構成」部門賞は、ロボットの設計や構造が優れているチームに送られる賞です。
優勝を目指していた「チーム居合」ですが、大会では大きなトラブルに見舞われました。

初めての参加で、とても緊張していたのでしょう。スタート直後に侍ロ ボットの袴が走行部に絡まり、やり直し。そして再スタートでは、ロボットの走行部をコントロールするNXTのプログラムをRUNし忘れ、再度やり直しとな りました。ここで焦りがピークになってしまったようです。焦りから3回目はうまくRUNできなかったようでロボットは動かず、もう一度やり直しをしようと したところで時間切れとなってしました。
「ぜったい優勝!」と張り切っていただけに、まったくロボットを動かす事ができず、とても落ち込みました。
そんな中、ロボットの構造・メカニズム・プログラムなどを審査するインタビュー審査の得点がプライマリ(14歳以下のチーム)よかったため、総合得点の順位が5位、また特別賞をもらえた事が少し励みになったようです。

関東ブロックまでがんばってきただけに、とても悔やまれます。しかしこうしたトラブルが起こらないための注意力や調整力は、大人から「○○に気をつけろ」と 言われて真に身に付くものではないと思います。痛い思いや悔しい出来事を経験・実感し、それをしっかり胸に刻み込まないと育たないものです。失敗は成功のもとです。大切なことは、この失敗を無駄にせずプラスに変えることです。

演技が終わった後、悔し涙を流した彼らは、きっと成長してくれるだろうと思います。
彼らがひと回りもふた回りも大きくなれるよう、これからも応援していきたいです。