授業例

アーリーダクタの授業

すてきなマンションを作ろう!

まずはマンションを建てよう!

さまざまな要素を考えながら自分だけのステキなマンションを楽しく作ります。

マンション作りのサムネイル画像

屋根を支えるためには柱が必要!

◎柱は何本必要かな?
◎高さはブロック何個分?
◎色はシマシマにするとステキかな?

などなど考えながら製作します。
5〜6階建ての大きなお家を作ってしまう子供たちもいます。

マンション作り2のサムネイル画像

建物ができたら必要なものを作ろう!

◎お家にはどんな部屋があるかな?
◎上の階にはどうやって行くの?
◎お部屋には何が必要?

などなど、楽しく考えながら「自分だけのステキなマンション」を作ります!

 

ハローダクタの授業

たいへん!キリンさんが首をケガして困っている!(年中クラス)

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問題解決アクティビティ

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何か事件が起こっている様子を描いた絵カードなどを見て、何が起こっているのか状況を考える所からスタート。状況を把握し、いろいろ意見を出し合い、解決策を考えます。
問題解決アクティビティでは、クリアする上で、いくつかの条件が提示されます。上の課題の例では、「お医者さんが安全に治療できる」「キリンが安心して治療を受けられる」などです。学習で得たスキルを生かしながら、条件を満たした上で、自分なりの解決策を形にしていきます。
問題解決アクティビティは、条件さえ満たせば答えは様々である「オープンエンドアプローチ」による課題です。

※各カリキュラムでは学年や時期によって条件における負荷が調節しています。

課題の裏側では

まずは考えついたアイディアを形にしていきますが、実際に作ってみると一度でうまくいくことは殆どありません。構造や安定性の問題、目的通りに仕組みが機能しないなど様々な問題が起こります。次に必要な作業は、うまくいかない原因を把握し、トライ&エラーを繰り返しながら一つ一つ問題を改善していくことです。この過程が子供達にとって大きな学びとなります。指導者は、直接的な問題の解き方を教えるのではなく、子供達が自ら解決策を生み出せるようサポートしていきます。自ら解決策を考え出し、問題を解決していく経験を積み重ねることが、自信につながり、問題解決力を高めていけます。

 

ダクタキッズの授業

遠くに飛ばそう!

てこの原理を応用したものを飛ばす機械

ダクタキッズレッスン2のサムネイル画像

ハンズオンで学んだてこの原理を活用し、より遠くまでものを飛ばすことのできる機械を開発します。

まずは比較実験で変化を体験

シーソーのモデルをベースに支点の位置を移動すると、どのような変化が起こるかを体験します。
支点の位置によって、飛ぶ高さや方向が変わります。支点は左右の移動だけでなく、高さを変えることで飛び方が変わる事も発見していきます。

ポイントを実験で発見できたら各自マシンを製作!

ダクタキッズレッスン3のサムネイル画像

一度も試さないものはうまくいかない!」を合い言葉に、何度も試しながらよりよく飛ぶものを目指します。
仕組みの善し悪しだけでなく、「上手に操作できるか!」も重要なポイントです。作るだけでなく何度も練習をして、競技に挑みます。

 

ジュニアロボティクスの授業

ワークシートを使った学習

授業例

ジュニアロボティクスでは、ワークシートを使って学習を進めていきます。

基礎学習で、ものの原理原則を学びます。

基礎学習では、さまざまなモデルを通して実験形式で学習を進めていきます。構造の学習から始まり、テコの原理やギア比による変速や力の増減、車輪や滑車などの機械要素を学びます。

基礎学習における実験では、まずは予測を立てることからスタートします。予測を立てることは、自分の考えを整理する上でとても大切なことです。
授業の中では、なぜその様に予測を立てたのか考えを話し合います。いろいろな考えがでますが、「正解か不正解か」よりも生徒達が、知識や経験を元に自分なりに筋の通った考えをしているかに注目し、個々の考えを大切にします。
実験では、結果を元に「どうしてそうなったのか?」をみんなで考えていきます。発見したことは、ワークシートにまとめていきます。

授業例

学んだことを活用して問題解決アクティビティに挑戦

基礎学習で学んだことを活用して、様々な課題に挑戦します。課題は、基礎学習で学んだことを組み合わせてさまざまな方法でクリアできる様に設定してあります。重要なのは、自分の知識や技術、経験をうまく組み合わせて自分なりの解決策を考え出せるかです。
トライ&エラーを繰り返しながら、課題クリアに向けて頑張ります。
またクラス内で出た様々な解決法を共有し、自分以外のアイディアにも目を向け、生徒間で学び合います。

ジュニアロボティクスクラスのワークシート例

ジュニアロボティクスクラスのワークシート例
ジュニアロボティクスクラスのワークシート例

 

 

ロボティクスの授業

ワークシートを使った学習

ロボティクスクラスでは、ワークシートを使って学習を進めていきます。

ロボティクス6

基礎学習でロボットの制御の基礎を学びます。

基礎学習では、単にコマンドの使い方を教えられるのではなく、自分で試すことや実験の結果よってコマンドの意味を理解していことでプログラムを学習していきます。
まずはモーターなど、基本的なロボットの制御から学び、続いてセンサーの性質や制御法を学んでいきます。
各学習項目では、ミニ競技などで楽しみながら学んだことを活用し、理解を深めていきます。

プログラミングは論理的思考能力を伸ばします。

ロボティクス2

人が人に何かを伝える時、伝える側の説明が不十分でも人間は「察する」というすばらしい能力を持っているため、聞く側が補う事で理解してもらえる事があります。

ところが、ロボットには人間の様に察する事はできません。説明が欠けたり順序が正しくないと、自分が思っていた動きと異なった動作をします。よく子供達はロボットが思い通りに動かない現象を見て「バグッた!」と言いますが、ロボットがおかしくなった訳ではなく、「自分がロボットにさせたい動き」と「実際に組んだプログラム」にギャップがあることがほとんどです。
そこで子供達は「どこに間違いがあるのか」「何か不足しているものがあるのか」「命令の順序が違うのか」など、プログラムを見直し、修正をしていきます。

トライ&エラーを繰り返しながら、「自分がロボットにさせたい動き」と「実際に組んだプログラム」との間のギャップを埋めていくことで、次第にロボットは自分がさせたい動きに近づいてきます。修正によって起こるロボットの動きの変化を体感しながらプログラミングを深く理解し、論理的思考能力を伸ばしていけます。

 

課題をクリアするためには、高い洞察力が必要です。

問題を解決するためには、問題を引き起こしている原因を特定する事が重要です。ロボットが課題をクリアできない原因は様々です。例えば「床面と相性が悪く、 滑ったり引っかかる」「センサーが正しく反応していない」「センサーが何か余計なものに反応してロボットが勘違いを起こす」などです。
ロボットは様々な物理的なものに影響されるので、環境が変わるだけで予想外の動きをする事がよくあります。これらの問題を解決するためには、パソコン上の プログラムとにらめっこするだけでは解決しません。ロボットの動きをよく観察し、ロボットの身に何が起こっているのか探る必要があります。

より難易度が高い課題になると、ロボットが複数の事を処理するプログラムを組むことになるため、何が原因で起きている問題なのか特定するためには高い洞察力が必要となります。考えられる方法を一つ一つ試しながら原因を特定していく経験を積み重ねていく事で、次第に原因を見つける目が育ち、原因を短時間で特定できる力が伸びていきます。

ロボティクスクラスのワークシート例

ロボティクスクラスのワークシート例
ロボティクスクラスのワークシート例