1月14日(日)に東京都立産業技術高等専門学校にて「ロボカップジュニア2018関東ブロック大会」が開催されました。
ロボカップジュニアについては「ロボカップジュニアへの道」をご覧下さい。
本大会は、関東内のノード(地区)大会を勝ち上がったチームが出場する大会になります。
昨年11月末に行われた「ロボカップジュニア2018神奈川・西東京ノード大会」で勝ち上がったレスキューリーグおよびOnstageリーグの5チームが当教室より出場。3月末に開催される「ロボカップジュニア2018ジャパンオープン」目指して奮闘しました。
そして今年の関東ブロック大会の結果は、、、、。
レスキュー日本リーグ
中学1年生の「木の葉」チームがノード大会に引き続き★優勝★
Onstage日本リーグに出場
5年生6人組からなる「それいけレスキュー★おたすけロボ」チーム ★準優勝★
ロボットが被災者救助するレスキューリーグでは
レスキュー日本リーグに出場した「木の葉」は、昨年関東ブロック大会で3位に入賞しましたが、ジャパンオープンへの推薦が2位までだったので、残念ながらジャパンオープンへ出場することができませんでした。
その悔しさから「今年こそはジャパンオープンで優勝する!」を目標に1年間頑張り、多くのことを学んできたチームです。その努力が実り、関東ブロック大会で優勝を勝ち取ることができました。
レスキューラインワールドリーグに出場した「トライフォースV2」は全体を通して、自分たちのできることを一生懸命やったのですが、残念ながら入賞には届きませんでした。
レスキュー日本リーグ出場の「ミルクチョコ」は全体を通して、試合会場でのプログラム面での調整はできていたのですが、ハード面(壊れないように丈夫にする)という課題が残ったようです。
レスキュー初チャレンジの「フェニックス」は大会中に教室で実現できていなかったことに挑戦したのですが、うまく解決できなかったのが悔しかったところです。
ロボットと人間がパフォーマンスするOnstageリーグでは
今年ロボカップ初チャレンジとなったOnstageリーグ出場の「それいけレスキュー★おたすけロボ」は、ノード大会で優勝し、関東ブロック大会でも優勝を目指し燃えていました。
ロボットの技術力についてプレゼンし、技術面を審査されるインタビュー審査を迎えるに辺り、チームで何度も練習をしている様子が見られました。自分達のチームのことやロボットの技術力を5分間のプレゼンでいかに理解してもらえるのか、スムーズに説明できるように、そして説明の仕方を工夫してきました。インタビューを終えた子ども達の顔には手応えがあったようでした。
一方実際にロボットを動かして演技を披露するパフォーマンス審査では、まさかの失敗!
ノード大会がノーミスだっただけに、子ども達の表情が一変。その後も一部うまくいかないところなどもあり、規定の時間も大幅にオーバーしましたが、途中でリタイヤすることなく最後まで諦めずにやりきりました。
所々予定通りには行かなかったところはありましたが、パフォーマンスの目玉である「ロボットの木登り」は成功する事ができました。
やり直しや時間オーバーにより減点があるので、誰もが入賞を諦めていたのですが、、、、。
何と見事、準優勝することができました!!
減点は大きかったのですが、インタビュー審査の得点やパフォーマンス審査も技術面やエンタテインメント性、また独自性が高く評価されたのが要因です。今回の経験は、彼らにとって大きな経験値となった事でしょう。
ロボカップジュニアでは、大会中に大人の指導は禁止されています。
現場で突然起こるトラブルをいかにチームで力を合わせて(子ども達の力だけで)乗り越えることができるか!こうした力を付けていくことが、ロボカップジュニアでは求められますし、これは社会に出てからも求められる力です。
大会の経験を通して、子ども達がどう成長していくか、今後も楽しみです。
残念ながら勝ち上がれなかったチームは、3月の教室発表会で勝ち上がったチームに勝つことを目標に燃えております。