楽しく学ぶ電子回路 叫べ!走れ!大声ダービー

8月20日と21日に行われた小学4年生から中学生対象の「電子工作入門講座」では、音に反応してモーターを回転させる電子回路作りに挑戦。使う電子部品はトランジスター、抵抗、コンデンサー、マイクとモーター。講座はLEDを使った実験からスタート。抵抗の値とLEDの明るさの関係やコンデンサーを追加した時の変化を調べます。この実験を通して電子部品の役割を体感的に理解し、同時に回路図と実際の回路の対応を学んでいきます。本題の音に反応する回路は、ハンダは使わず、電子部品をブレッドボードと呼ばれる基板に回路図通りに差し込んで完成です。LEDの実験で回路図の見方やブレッドボードの構造などを理解していけたので、この作業は順調に進みます。

電子工作の後は、段ボール、工作用紙などを使い、ダービーコースと馬を作っていきます。コースの上を走る馬は、速く走る工夫、コースアウトしない工夫など各自のアイデア満載です。何度も試走させて、自分の理想の馬を作り上げていました。それと同時にマイクに向かって声を出す練習も忘れません。最後に、皆でダービー競争。初対面の友達とも会話がはずみ、勝ち負けよりもダービー競争を楽しんでいました。

電子工作のサムネイル画像
電子工作のサムネイル画像